ヒューライツ大阪

桂七福さんが「気づけば高まる人権意識」という演題で「高座」を行いました。柔軟な姿勢を持ち、知らず知らずのうちに「これはこうであるべきだ」という風に凝り固まっていく日常の思い込みについて、なぞなぞやクイズを投げかけながら、参加者の頭をほぐしました。 また、私たちがふだん無造作に使っている「普通」という言葉の意味を問いなおしてくれました。「普通の考え方・人・家庭環境・仕事」などといえば、なんとなく流れていってしまう表現です。しかし、「普通じゃない人」という風に否定的な使い方をするとちょっとニュアンスが異なってくる。一方、「普通」であることの基準を考えるときに、ど真ん中にいるのは自分だったりする。自分と違う人を「普通」じゃない人だと思うような傾向があるのではないか、と七福さんは笑いを誘いながら問いかけてくれました。